ピンポンマンションという言葉に聞き覚えはあるだろうか?別名で141とも呼ばれる、香港に昔からある風俗の形態の1つで、なんとマンション一棟まるまるすべての部屋が、性的なサービスを受けられる置屋になっているのだ。値段も香港の風俗の中ではリーズナブルであり、その手軽さと遊びやすさからファンも多い。
有名なピンポンマンションはいくつか存在し、観光客にとってアクセスのいい場所にもしっかりと建っているので利用しやすい。
またピンポンマンションはバックに組織がいない、あくまで個人の売春という形態になっている。
これは香港においては合法であり、警察も立ち入らないため、安心して利用できるというのも嬉しい点だ。
とはいえ日本の風俗とはまるで利用方法が違うため、事前知識を持たずに訪れると困惑してしまうことだろう。
そこでこの記事では香港風俗のピンポンマンションにおける遊び方をはじめ、料金相場、おすすめのエリアについて詳しく解説する。興味がある方はぜひチェックしてほしい。
香港のピンポンマンションの遊び方
香港のピンポンマンションで遊ぶ時、最初に立ちふさがる壁が『店の場所がわからない』という点だ。
なにせマンション自体は普通のマンションそのもの。日本の風俗であるような看板やネオン、あるいは外で呼び込みをするスタッフなどは一切存在しない。
店がある場所も特に規則性がなく、普通の繁華街の一角に当然のように立っているかと思えば、いかにも怪しげな裏通りの近くで古びた門がぱっくりと開いている…なんてことも。
そうした異国情緒も魅力の一つだが、初めて利用するときには誰もが困惑してしまうだろう。
事前にしっかりと住所を調べ、目星をつけておくようにしよう。本記事でもこの後に有名なピンポンマンションの場所は紹介するが、それでもどうしてもわからない時はタクシーの運転手などに聞いてしまうのもいいかもしれない。
ピンポンマンションは香港でも人気の風俗のため、タクシーの運転手も先刻承知な場合が多い。快く場所を教えてくれるはずだ。
遊びの流れ
ピンポンマンションの具体的な遊び方は以下の通り。
- マンションに入り、階段かエレベーターで上階へ
- 扉に『welcome』か『請按鐘』というタグがかかった部屋のピンポンを押す(wait for~やPlease Waitなら現在接客中という意味)
- 女の子を見て、遊ぶかを決める
- 気に入った女の子がいれば部屋に入り、シャワーを浴びる
- 本番開始
- 終了したら再びシャワーを浴びる
- 女の子と解散して終了
この様に、ピンポンマンションは『女の子を見た後にキャンセルできる』というのが大きな特徴だ。
ピンポンを鳴らし、女の子を見て、ピンと来なかったらさっさと次の部屋に移る。
お金を払う前に女の子の顔や体つき、雰囲気まで把握できるのは、日本の風俗ではなかなか見られない非常に嬉しいシステムである。
ピンポンまで鳴らして出てきてもらったのに、キャンセルはしにくい…と思うかもしれないが、そういった意識を持っていてはピンポンマンションは楽しめない。
なにせマンションの部屋ほぼすべてに女の子がいるのだ。むしろ一通りピンポンを鳴らしまくり、全員の顔を確認するくらいの意気込みでいたほうが満足感は高くなるだろう。
女の子のほうも、キャンセルには慣れっこでまったく気にしていない。ひっきりなしにチャイムがあるので、一度キャンセルした女の子のところにやっぱり…と後から訪れても、嫌な顔をされることはないので安心してほしい。
女の子について
女の子のレベルに関してはマンションによって違いはあるものの、どのマンションであっても20代や30代の若い女の子が大勢在籍している場合がほとんどだ。
母数も多いため、じっくり吟味すれば必ず好みの女の子を見つけられるだろう。
人種に関しては地元の香港の子や中国、タイなどアジアからの出稼ぎの子がほとんど。中には日本人もいる。
そして少数ながらロシア人など欧米系の女の子もいる。アジア系に比べて料金が多少割高になるが、ピンポンを押して顔を見るだけなら無料なので、ぜひ確認してみて欲しい。
肝心のサービスに関してだが、これはかなり個人差が大きい。
海外風俗ではよくある話だが、まるでホスピタリティを感じない雑なプレイで、終わった瞬間に「出ていけ」とされる場合も残念ながらある。
しかし、逆に女の子によっては日本の風俗をも凌駕する良対応を受けることもある。
常に笑顔で、満足度の高いサービスをしてくれる女の子もいるのだ。
筆者も2回ほど利用したが、1回目の女の子はごくごく普通の対応であり、十分に満足度も高かったが、2回目に訪れた際に相手をしてもらった女の子は、あまり言葉も通じない中でにこやかにコミュニケーションを取ってくれるうえ、プレイの満足度も非常に高かった。
キスは有料オプションだったがプレイの中で自然にしてくれ、後でその分の料金を払おうとしたら笑いながら固辞されたのはいい思い出である。
これはピンポンマンションがあくまで個人での売春という扱いのため、いろんな女の子がいるというのがひとつ。
そしてマンションの中に商売敵でもあるほかの女の子がひしめき合っており、顔も確認できるシステムである以上、リピーターとなってもらうためにはサービスをよくしなくてはならないといった事情も関係しているようだ。
ある意味では、とても健全かつ利用者である我々に嬉しい仕組みが出来上がっているのである。
しかし当然のことながらそんな女の子に巡り合えるかは、しっかりと吟味したうえで運次第だ。
第一印象と自分の感覚を信じるしかないだろう。
プレイ内容について
プレイ内容は基本的には本番あり。
なにも気にしなくてもだいたい問題はないが、一応『全套』という文字が扉に書いてあれば、本番サービスをしているという意味だ。
免问做は手でのサービス、专业按摩はマッサージが付いてくる。
あまり「本番がなかった!」という事例は聞いたことがないが、あくまで個人の売春であり、本番がなかったからと言ってクレームは入れられない。不安な場合はピンポンを鳴らして顔を合わせた時に、どこまでできるのか聞くのもいいだろう。
ゴムフェラ+本番が基本的なプレイ内容で、キスや69などはオプションの場合もあれば、基本サービスに含まれている場合もある。
なのでそういったところを確認するためにも、値段やオプションの内容について女の子と話すのは大事なのだが…
女の子の中には、簡単な英語が通じず、中国語か広東語しかわからないというパターンがかなり多い。
あとからの金銭トラブルを避けるためにも、翻訳ツールを持ち込んでおくのが無難である。
スキンは基本的に着用する。ノースキンのオプションはまず存在しないと考えておこう。
そもそもピンポンマンション全体が衛生面に関してかなり気を使っている雰囲気があり、部屋もそこまで汚れていないし、プレイの前後にはシャワーを浴びなければならない。
香港ピンポンマンションの料金
香港ピンポンマンションの値段は、マンションや女の子によってもそれぞれ異なるが、平均して500香港ドルといったところだ。
日本円に換算すれば、現在のレートだとおおよそ1万円弱といったところだろう。
やはり年齢が高めだと、値段は反比例して安くなり、350香港ドルで遊べるところもある。
逆に欧米系の女の子などは高くなり、800香港ドルほどになる。
マンションによっては、上のフロアほど値段が高い女の子の部屋になっている場合もある。
オプションは女の子によってさまざまなので、その都度確認するのがいいだろう。
総じてあまり高くはない印象だ。
料金は基本的には後払いが多い。
プレイ時間はだいたい30分ほどなので、リーズナブルにサクッと遊びたいという人にはまさにうってつけの風俗と言える。
香港ピンポンマンションの営業時間
ピンポンマンションの営業時間は、はっきりと決まってはいない。
だがおおよその場合、昼過ぎから深夜まで営業していることが多い。
特にピークなのは、17:00~24:00。
この前後の時間も営業はしているが、女の子の数は少なくなる。
20:00時以降はかなり混みあうことが多いので、夕方ごろか夜遅めに訪れるのがいいだろう。
香港ピンポンマンションのおすすめエリアと行きかた
發利大廈
店名:發利大廈 住所:香港 Tsim Sha Tsui, Carnarvon Rd, 33號寶勒巷 料金:約300香港ドル~800香港ドル(5500円~15000円)
数あるピンポンマンションの中でも特にオススメなのが、ここ發利大廈だ。
最寄り駅は尖沙咀(チムサーチョイ)で、繁華街の中にある。
見た目は普通のマンションといった感じで、比較的入りやすいだろう。
隣のセブンイレブンが目印になる。
ここは香港の中でもレベルが高いピンポンマンションで、女の子のクオリティは高く年齢層は低め。
有名なため毎日賑わっており、その分女の子の数も入れ替わりも激しい印象だ。
価格帯は600~700香港ドルの子が多い。中には500ドルや400ドルの子もいるが、値段に応じてクオリティは低くなる。
しかしそれだけ選択の余地があるということなので、初めてピンポンマンションに挑戦したいという人には一番ちょうどいい場所だ。
建興大廈
店名:建興大廈 住所:97 Fa Yuen St, Mong Kok, 香港 料金:約300香港ドル~800香港ドル(5500円~15000円)
こちらは旺角(モンコック)という場所にあるピンポンマンション。
近くには女人外という、服や雑貨品などの屋台が立ち並ぶ観光スポットがあるため、立ち寄る人も多いだろう。
こちらも發利大廈と同じく、おすすめできるピンポンマンションだ。
女の子の平均年齢は若く、さらに規模としては發利大廈よりも大きい。
一方値段は400~500が一般的で、少々安めになっている。
難点としては建物や設備が古いことと、客で混雑していることが多いという点だ。
落ち着いて選びたいなら發利大廈、多くの女の子を見て選びたいなら建興大廈に行くといい。
さらに言えば、このマンション入り口が非常にわかりにくい。
薬屋の隣の、非常に狭くて薄汚い階段が入り口になっている。
初見ではなかなか見つけられず、見つかっても雰囲気的に入りにくいかもしれないので、注意が必要だ。
合宜大廈
店名: 合宜大廈
住所:474~476號 Lockhart Rd, Bowrington, 香港
料金:約300香港ドル~800香港ドル(5500円~15000円)
ここは銅鑼湾(コーズウェイベイ)と呼ばれるエリアにある。
規模としては先に紹介した發利大廈や建興大廈よりも小さく、女の子の数も少ない。
しかしその分、ほかの客が少なく落ち着いて選ぶことができる。
年齢層も若干高めだが、探せば若くてきれいな女の子もいる。
値段は400~500香港ドルほどで、比較的リーズナブルだ。
穴場スポットの一つであり、次に紹介する富士大廈とも近いので、セットで訪れるのをオススメする。
富士大廈
店名: 富士大廈 住所:381~383 Lockhart Rd, Causeway Bay, 香港 料金:約300香港ドル~800香港ドル(5500円~15000円)
合宜大廈の近くにあるこのピンポンマンションは、入り口がやけに金色で目立つうえに、しっかりと『富士大廈』とも書いてあるので、ピンポンマンションの中ではどこにあるのかわかりやすいだろう。
22階まであるが、全体的な女の子の数はほかのマンションとあまり変わらないか、少し少なめ。
また、ここは比較的日本人にも知られているマンションであり、客も日本人が多い。
女の子も日本人に慣れている可能性が高いので、コミュニケーションは取りやすいかもしれない。
料金は600~700香港ドルと、少々高めなのがネックだろう。
香港ピンポンマンションで遊ぶときの注意点
治安にはある程度注意する
海外風俗では当然のことだが、治安には注意しよう。
香港は比較的治安のいい国だが、ほとんどのピンポンマンションがあるのは繁華街だ。
階段の踊り場にゴミや荷物が散乱していたりしていて、少し物騒な雰囲気もある。
地元の香港人もよく訪れるし、旅行客も多い。
また、スタッフなどもいないので、トラブルが起こったら自分で対処しなくてはならない。
基本的にそうそう事件に巻き込まれることはないが、万が一危ない状況を見たら絶対に近寄らないようにしよう。
女の子と遊ぶ際も、荷物などには注意しておこう。
パスポートなどは持ち歩かないか、肌身離さず持っておくべきだ。
廃業しているマンションもある
かつて人気だった、香檳大廈B座や興隆大廈といったピンポンマンションは、現在は閉業しているようだ。
この記事で紹介したマンションは執筆時点では営業しているが、やはり情勢次第ではどうなるかはわからない。
気になる方は、ぜひ早めに訪れておくといいだろう。
香港ピンポンマンション遊びの所感・まとめ
香港のピンポンマンションは日本よりもはるかに安い金額で遊べ、清潔感もある、海外風俗初心者にもオススメできる風俗だ。
初見ではローカル感もあるが、実際に使ってみると面倒な予約やスタッフとのやり取りもなく、ダイレクトに女の子と出会い、顔を見た上で選ぶことができるので、慣れるとコスパも併せて病みつきになる魅力がある。
ピンクの照明や、値段の書かれた紙がドアに大量に張られている光景など、異国情緒もたっぷり感じられるだろう。
女の子もクオリティが高い子が多く、日本人の客は比較的喜ばれる傾向にあるようだ。
というのもほかの国の客は乱暴な人もいるらしく、日本人と伝えると安心して笑顔を見せてくれる子が多い。
コミュニケーションは少々困ることが多いので、翻訳アプリなどはあった方がいいだろうが、そういった点以外はとても遊びやすく、楽しい経験になることだろう。
香港を訪れた際はぜひピンポンマンションを探して体験してみてほしい。