世界にはその国独自の性風俗があり、コアなファンも多いが…最も一般的に知名度が高い風俗は何だろうか?
ドイツのFKKやタイのゴーゴーバーなども有名だが、その存在が広く知られているという点では、オランダの飾り窓こそが一番有名と言えるだろう。
「あけすけ」とも言えるその在り方は、日本や他の国の性風俗のアンダーなイメージとはまるで違い、オランダの観光地の目玉の一つにまで数えられている。こうした光景はまず間違いなく、オランダの飾り窓でしか見られないだろう。
オランダという国の文化でもある飾り窓だが、もちろん実際に遊ぶこともできるし意外とリーズナブルだ。しかし最近は規制が厳しく、規模は縮小しつつある。場合によっては近い将来、消滅してしまう可能性もあるので、できれば今のうちに訪れておきたいスポットだ。
ということで今回はそんなオランダの飾り窓について解説する。システムや料金、注意点などについても詳しく解説するので、是非あなたの海外遊びの参考にしてほしい。
オランダ・飾り窓の概要と遊び方
飾り窓と聞くと多くの人が想像するのは、道沿いにガラス張りの部屋があり、その中で下着姿の女性が客引きを行っているといった光景だろう。
それは間違っていないのだが、ことオランダの飾り窓はそうした風俗の種類というジャンルを飛び越えて、もはや地区の名前となっている。
アムステルダムのワレン (De Wallen)周辺は飾り窓地区と呼ばれ、実際に今でも多くの飾り窓が並んでいる。
ここは観光客にもよく知られたスポットで、風俗で遊ぶ男性のみならず、この地区の雰囲気を体験するための見学客も多く訪れる。
そのオープンな雰囲気は一見遊びやすいようにも感じるが…実際には自分が飾り窓に入るところをがっつり観光客に目撃されるため、なかなか気恥ずかしい。
ササッと入ってしまいたいと思うだろうが、基本的に飾り窓で遊ぶときは英語かオランダ語での交渉が必須だ。
以下に大まかな流れを記載する。
- 道を歩いて飾り窓を確認する。カーテンが締まっている場合、赤いランプがついていれば客とプレイ中、ついていなければお休み。
- 気になる女の子がいれば声をかけて交渉する。
- サービスと値段に納得出来たら飾り窓の中に入室。女の子がカーテンを閉めてくれるので、外から見えることはない。
- 料金は基本的に先払い。女の子に手渡すか、部屋にあるスリットに投入する。
- プレイ開始。
- 終了後、飾り窓から退室。
この様に、そこまで特殊な手続きは必要はない。だいたいは想像してもらえる通りの流れである。
ただし、いくつか注意する点もあるのでご紹介しよう。
女の子のレベルが高いのは夜、アムステルダム中央駅からの運河沿い
コロナ以降、オランダの飾り窓は大打撃を受けた。とはいえ現在ではそれも落ち着き、かつてほどではない物の賑わいを取り戻しつつある。
今現在で稼働している飾り窓は250程で、全部で1,000人弱の女の子が働いているという。そのすべてを見るのは大変だが、基本的にルックスレベルが高く年齢も若い女の子がいるのは18時以降だ。
また飾り窓地区は、日本の飛騨新地と同じように、働く女の子によってしっかりとエリア分けがされている。
最も観光客が多く賑わうのが、アムステルダム中央駅付近であり、当然その周辺には見目麗しく評価の高い女の子が集中している。
もちろんそれ以外のエリアにもいい子はいるが、さしあたりは駅周辺の運河沿いを歩いてみるのがベストだろう。
そこから外れると年齢層が高かったり、中には同性愛者専用の飾り窓エリアもあるぞ。
飾り窓では女の子のほうも客を選べる
オランダでは、売春は合法。近年では飾り窓が観光地化していることもあり、売春婦の社会的地位は他の国よりも高いとされている。
彼女たちは個人事業主とみられているし、そういう意識の女の子も多い。そのため彼女たちは、自分の意志で客にNGを出すこともあるのだ。
もちろん、NGを出されるパターンとしては不衛生だったり酒に酔っていたり、あるいは未成年に思われたりといった場合がほとんど。
一般的な風俗で気にかけておくべきことを守っておけば、そうそう断られることはない。
とはいえそういうこともあるというのは、あらかじめ知っておこう。
部屋にシャワーはない
女の子がNGを出すという話にも通じるが、基本的に飾り窓の中は数畳程度でとても狭い。
シャワーなどはないので、遊ぶときはできるだけホテルであらかじめ身体を清潔にしておこう。
夏場などは特に注意だ。
オランダ・飾り窓の料金
飾り窓の料金は、基本的には女の子の言い値であり、人それぞれだ。
アムステルダムの相場としては、15分~30分で50ユーロ(8,000円)~80ユーロ(13,000円)ほど。
値段で見れば、実はかなりリーズナブルと言えるだろう。ルックスレベルを下げると、更に値段は安くなる。
プレイ内容は基本的にゴムフェラ+ゴム本番。
なのだが、これも確定ではない。女の子の中には飾り窓の中にはいってから、本番にはさらに50ユーロ必要と言ってくることもある。
キスや愛撫がオプションかどうかも女の子次第だ。中には全裸になるだけでオプション料金を請求されることもある。
そのため、飾り窓で遊ぶなら事前交渉が必要不可欠だ。人通りの多いところで下着姿の女の子と値段交渉をするというのは、どうしても気恥ずかしくてさっさと終わらせてしまいたくなるだろうが、しっかりとこの値段でどこまでしてくれるのかを確認しよう。
アムステルダム駅周辺にいる飾り窓の女の子は、観光客慣れしていて英語ができる子も多い。
オランダ・飾り窓のおすすめエリアと行きかた
最初に言ってしまうと、一番オススメなのは先に挙げた飾り窓エリアでもあるアムステルダムのワレン周辺だ。
ここは観光地としても名高く、その分しっかりと行政もこのエリアを管理し、遊びやすいように整えられている。
治安もよく、女の子のレベルも高い。いわゆるアングラ感が薄いため、海外風俗特有の趣が欠けるという意見もあるが…むしろこの性にオープンなオランダの空気は、一度体感してみてほしい。
しかし、実はワレン以外にも飾り窓はオランダ国内に転々と存在する。
コロナによって大きな痛手を受け、さらに政府の方針により存続が難しくなり、閉鎖されてしまった地域もあるものの、あまり観光客が訪れず日本人がほとんど知らないような場所でも、飾り窓の赤いランプは点灯しているのである。
飾り窓地区 De Wallen
最寄り駅:Estacion AMSTERDAM アムステルダム中央駅 営業時間: 年中無休 夜2時まで(客の入室は夜1時まで) プレイ料金:およそ500ユーロから800ユーロ(約8,000円から13,000円)
オランダの飾り窓といえば、まずアムステルダムのDe Wallenのことを指すと言っていい。
それほどまでにここは有名であり、一番賑わいを見せる場所だ。
女の子のレベルも最上位クラスからちょっと…というところまで様々。
人数も最も多く、数百人がこのエリアに密集している。
とりあえず最初はここに訪れて遊べば間違いない。飾り窓の華ともいうべき場所だ。
運河沿いに飾り窓が並び、赤いランプがつく光景は風俗エリアと思えないほど明るく、美しさすらある。
治安もオランダの中では比較的よく、夜でもかなり安全に出歩くことができる。
オランダは大麻も合法だが、2023年の5月以降、特定の店の外で吸うのは違法となった。
それ以前は町の路上で当然のように大麻が吸引されていたのだが、現在ではジャンキーに絡まれるといった心配もそこまでない。
また、飾り窓地区の周辺には、この地域と飾り窓で働く風俗嬢をテーマとした博物館も存在する。
それ以外にもアダルトグッズショップやストリップショーパブなど、エロスティックな店が多い。
だが一方でレストランや雑貨店などの普通の店も立ち並び、一般人や風俗と関わりのない旅行客も頻繁に行き来する。
ここにはセックスがかなり当たり前のものとして受け入れられた、オランダの首都アムステルダムらしい光景が広がっているのだ。
ただし、現在この飾り窓地区は存続の危機にあるとも噂されている。
飾り窓が有名になりすぎ、それを一目見ようと観光客が多く押し寄せたために、アムステルダム市はそうしたイメージと大騒ぎする観光客を嫌い、性風俗に対する規制を厳しくしようとしているのだ。
実際に飾り窓はかつてより数を減らし、盛んにおこなわれていた飾り窓観光ツアーも取りやめとなっている。
さらに市は、将来的にはアムステルダム市内の別の地域に「エロチックセンター」を作り、そこに飾り窓で働く女性に移転してもらい、性観光の一極化を防ごうとしている。
飾り窓が消滅することはないとも発言しているが、仮に実現すれば今のような賑わいはもう見られなくなるだろう。
Geleenstraat 23
最寄り駅:The Hague Central ハーグ中央駅 住所:Geleenstraat 23, 2515 ST Den Haag, オランダ 営業時間: 日曜から木曜 9時00分~1時00分 金曜から土曜 9時00分~1時30分
アムステルダムから南にあるハーグにも、飾り窓は存在する。
ただし、ここはアムステルダムの飾り窓と比べると圧倒的にアングラで、観光客にも知られていないスポットだ。
女性の数もおおよそ数十人ほどで、レベルに関しては玉石混合。
知る人ぞ知るスポットとして、一定数の評価を集めている。
最近はアムステルダムに性風俗が集中しすぎているとして、こうした別の地方に女の子を移住させる計画も持ち上がっている。
今後賑わう可能性もある、面白いスポットだ。
Red Light District Eindhoven
最寄り駅:Eindhoven Strijp-S 住所:Baekelandplein 24, 5621 HH Eindhoven, オランダ 営業時間:9時00分~1時00分
ここは小さな広場なのだが、それを囲むようにして飾り窓が立ち並ぶ面白いスポットだ。
オランダのアイントホーフェンという都市にあるのだが、場所はかなり分かりにくい。広場には検問が建てられ、深夜1時から朝9時までは閉鎖されている。
女の子はおよそ20人から30人ほど。レベルに関しては時期によってまるで違うが、なにぶん母数が少ないため運が悪いとあまり楽しめないかもしれない。
ここもまた、アムステルダムの飾り窓が移転する計画が持ち上がっている。実現するかはまだわからないが、将来的に発展する可能性も十分にあるだろう。
オランダ・飾り窓で遊ぶときの注意点
アムステルダムの飾り窓は一大観光地とされていることもあり、海外風俗の中では比較的遊びやすいスポットだ。
しかし有名であるがゆえに、注意しなければならない点も多い。
以下にそうした点を挙げていくので、確認しておいてほしい。
飾り窓の写真・動画撮影は原則禁止
これは最も大事なルールの一つだ。
つい外から撮るなら大丈夫だろう…と思ってカメラを向けると、かなり険悪な態度で怒られることになる。
これは地区全体の共通ルールとなっており、場合によってはセキュリティなどに取り押さえられる可能性もある。
マナーの悪い観光客が、こうしたルールを守らずにSNSに拡散させるといったことが横行しているが、くれぐれも真似はしないようにしてほしい。この地区周辺ではスマホを持って歩くのも、いい顔はされないぞ。
路上での飲酒・大麻吸引は厳禁
オランダは大麻が合法なことでも有名だが、この地区で路上で大麻をたしなむのは最近禁止とされた。
更に飲酒も厳しく取りしまわれている。
こうした動きはアムステルダムの飾り窓が有名になりすぎて、マナーの悪い観光客がこの地区に押し寄せたのが原因だ。
こうした観光客に対する目は年々厳しくなっているので、ハメを外しすぎないようにしよう
治安がいいとは言えない
一般的な感覚と違い、飾り窓地区はジャンキーなどはあまりおらずケンカなどに絡まれることも少ない。
しかしだからと言って治安がいいかと言われると、そうとも言い切れない。
裏路地には浮浪者がたむろし、ドラッグや盗品の自転車を売りつけてくる。
これらは売るのはもちろん、買うのも違法だ。できるだけ関わらず、素早くその場を離れるようにしてほしい。
オランダ・飾り窓の所感・まとめ
今回はオランダの飾り窓について、遊び方や注意点について解説した。
世界でもっとも有名な風俗であり、オープンなオランダの風土に合った魅力的な風俗だが、それにひかれて集まる観光客によって近隣住民が迷惑をこうむり、そのせいで市も規制に乗り出さざるを得ないといった哀しい問題もある。
非常に情緒ある海外風俗の一つの華ともいうべき場所なので、後年まで残ってくれることを切に願う。
実際に遊びに行けば、町全体の猥雑で華やかな雰囲気と、そこで働く女の子たちとのプレイに夢中になること間違いなしだ。
今後規制が進む可能性もあるので、出来るだけ今のうちに一度訪れてみるのをオススメしたい。